事業紹介
くにたち農園の会には大きく分けて2つの事業があります。1つは農園の運営を軸に、様々な農体験プログラムを提供する「農園事業」。もう1つは0~12歳児を主に対象とした教育・子育て支援活動を行う「子育て事業」です。
この2つの事業は共に連携し、地域や行政、他の団体や企業と関わりながら活動を行なっています。ここでは、2つの事業で展開されている10の活動内容を紹介します。
農園事業
子育て事業
耕そう!遊ぼう!つかみ穫ろう!東京の田畑で育つ生きる力
農園事業代表 小野淳
田んぼや畑で人生の大半を過ごし、子育てをし…というのは私たち日本で暮らす多くの人が積み重ねてきた生き方です。四季折々の行事や言葉もその暮らしのなかで育まれてきました。国立市谷保に残された田畑を最大限に生かし、多くの人々にとって心身に刻まれる農体験を創るのが私たちのミッションです。これからの時代を生き抜く次世代のみなさんに良い形で歴史、文化のバトンをつないでいこうと思います。
「育てる」から「作る」「食べる」までを一貫体験 農体験プログラム
稲作・畑体験親子を対象とした田植え・稲刈り・収穫祭の3 回の体験、大人を対象とした年間9 回の「大人の田んぼ倶楽部」、小麦、夏野菜などの作付けから「いただきます」までの畑体験。餅つきやしめ縄づくりなどの稲作文化体験も。
小麦、染め物、綿紡ぎなど綿と藍を育てて染め物、わた紡ぎ、機織りを体験する「クラフト体験」。家庭でのプチ養蚕体験を通したコミュニティ活動や、会員同士でオン&オフラインイベントを楽しむ「お蚕フレンズプロジェクト」。
コミュニティ農園くにたち はたけんぼ
毎年7000名以上が訪れ、「くにたち農園の会」の代名詞といえる農園。烏骨鶏と馬を飼育。用水には蛙や魚が生息し、農園・子育て両事業の重要拠点として活用。
子育て事業 子育て事業代表 佐藤有里
生まれてくる命に知り合うことが嬉しく、楽しみに、そんな人との距離が近い地域。この文化は引き継いでいきたい宝物です。温かい地域性を活かしながら、子ども達が自主的に“やってみよう”を育む場が繰り広げられています。0歳から土や空と仲良く、乳幼児期から友達との遊びが学びにつながり、田畑の空間で、新しいチャレンジの奇跡を巻き起こし、「自由さ」や「好き」が育くまれています。
保有資格
- WEA Certified Outdoor Educator:COE 野外教育指導者資格
https://weaj.jp/certification-scheme/ - ・WMTC WFR(Wilderness Medicne Training Center Wilderness First Responder)野外救急法資格
https://www.wildmedcenter.com/ - 保育士・幼稚園教諭・小学校教員免許取得
認定こども園くにたち富士見台団地風の子
昭和42年設立以来50年以上続いた自治会幼児教室の保育を引き継ぎ開園。緑豊かな環境の中で保育者・保護者に見守られ35人の子どもたちが兄弟のように育っています。保育目標「思いっきり遊べる元気な子」。対象:3~5歳児
国立市地域子育て支援拠点事業つちのこひろば
気軽に立ち寄れる親子の居場所とし、「あそぶ・まなぶ・つながる」場を提供。わらべうたや音楽遊びの他、近隣公園での出張ひろばにて外遊びも実施。
主な対象:乳幼児親子
活動場所:つちのこや、城山公園
森のようちえん谷保のそらっこ
子どもが育つ3つの間、「時間・空間・仲間」。一人ひとりの「間」を大切に、“楽しい”を生み出す力を育む自然遊びひろば。
対象:幼稚園児~小学生、未就園児親子
場所:くにたち はたけんぼ、及び周辺の公園など
放課後クラブ ニコニコ
畑・生き物・アートをテーマに活動。自然の中でさまざまな個性を持つ友だちとのびのび過ごすことで、自発的に遊びや学びを想像する力を身につけることを目的とした野外放課後クラブ。
対象:小学生
場所:くにたち はたけんぼ
フリースペースはたけんぼ
「安心できるつながりを、自分のペースで」家庭・学校以外に安心して過ごせる「第3の居場所」として平日の午前中、畑で活動。
対象:日中の居場所を探している方(子ども~大人)
場所:くにたち はたけんぼ