夏の間の田んぼのお仕事

夏の間の田んぼのお仕事

夏の間の主な作業は、「草取り」と「水管理」

記事の更新が大変に遅れてしまい、あっというまに9月になってしまいました

今年は、3.6反(3600㎡)と昨年の1.8倍の面積となりましたが、なんと全ての圃場を人力で植え切り、収穫を迎えることになります。
総勢600名以上の方と植え切り、多くの方と一緒に草取りなどの作業を行いまして、順調な夏でした。
毎年人数を更新しており、驚きとともに、人の力の偉大さを感じますね。

さてさて、夏の田んぼの作業がどのようだったかをつらつらと書いてみたいと思います。

基本的な作業は、「草取り」と「水管理」につきます。

田んぼの草取りというとなかなかイメージがつかないと思いますが、水が張った田んぼでもしっかり雑草は出てきます。
日光が入れば、光合成をして、どんどん大きくなっていきます。

通常の慣行農法では、田植え後に農薬を散布します。
これもポイントがありまして、水の出入り口をふさいで、水をためた状態で散布します。
何故かというと、水で薬が流れていってしまうからですね。肥料も同じくですが、基本的には流水状態にあると、水で肥料分も農薬も流れて行ってしまい、あまり意味がありません。
なので、効果がでるまでの1週間ほどはそのまま、です。

さて、我々はというと手で除草しているのですが、「水田中耕除草機」(通称:田車)を使って除草しています。

名前の通り、田んぼの中を耕して、草を取り除く機械です。
土の中を車のようにコロコロと転がる刃が二つついていて、それを転がしていきます。
すると、土の表面をかき回してくれることによって、表面に生えている草が根っこごと浮き上がるんですね。
そして、ぷかぷかと浮いてきた、草が水とともに流れていき、キレイにお掃除されるということです。
よく考えられていますよね。

なので、浮いてくれるぐらい雑草が小さいうちの除草がとっても大事ということです。

また、田んぼの中に入っての除草作業というのは、一石四鳥くらいの効果があります。

一つ目は、草が取れること。
二つ目は、歩くことで土中のガスが抜けて、新しい酸素が根にまわること。
三つ目は、水が濁る事によって、日光が入りづらくなり、草の発芽を抑えられること。
そして、根が踏まれることで、稲の新しい根の発根とともに生長が促されるとも言われます。

夏の間、稲が大きくなるまでに、大体2~3回ほど入ればOKです◎

こう考えてみると、意外と出来そうな気がしてきますよね^^

夏の間の田んぼのお仕事

田んぼの「水管理」について

もうひとつの「水管理」の作業ですが、こちらは熟すまでにいくつかポイントがあります。

株がまだ小さい時の水がまず大事です。
乾いてしまうと、土がすぐ地割れを起こして固くなってしまいます。
それでも、お米は育つのですが、手で除草をするときに田んぼがトロトロでないと水田中耕除草機が入らずに草取りが大変になってしまいます。

また、水が少ないと雑草の発芽率が上がって、雑草まみれになってしまいます。
なので、株が小さい時はできるだけ水をキープして、雑草をとりやすく、そして抑草しやすくしてあげるのが大事になります。

とはいえ、水が入り放しだと、土中でガスが発生して、酸欠になってしまうので、株が大きくなってくる7月下旬頃「中干し」といって、水を切って、地割れをするまでしっかり干してあげるんですね。
こうすると新しい酸素が入って、グッと株が成長してくれます。

そして、その後は、「出穂期」。
お花の咲くこの時期は、水がタップリ必要なので、ずっと水を入れ続けてあげます。

このあたりのポイントをおさえておけば、しっかり稲が育ちます。

後は熟していくのを待つだけです!

秋の作業については、また稲刈り時にアップしていきたいと思いますよ。

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