【新プロジェクト始動】米はビールに、麦芽は堆肥に。地域の“環”を醸すクラフトビール「田圃にカエル」

【新プロジェクト始動】米はビールに、麦芽は堆肥に。地域の“環”を醸すクラフトビール「田圃にカエル」

冬の寒さが少しずつ厳しくなってきましたが、私たちの心は今、とても熱く盛り上がっています! 本日は、私たちが長年温めてきた新しい「循環」のプロジェクト、そしてそこから生まれる特別なクラフトビールについて、初めて詳しくお伝えできる日がやってきました。

その名も、「田圃にカエル」(たんぼにかえる)。

単なるお酒ではありません。私たちの活動拠点である谷保の田んぼ、そして国立の地域資源がぐるりと巡る、この土地ならではのストーリーが詰まった一杯です。

地域の“環”を象徴する、農家のためのセゾンビール

「田圃にカエル」という名前には、3つの想いが込められています。

地域資源が「循環(還る)」すること
故郷の田園風景に帰るという想い
そして、谷保の田んぼで生きるカエルたち
このビールは、国立市のブリュワリー「KUNITACHI BREWERY -くにぶる-」さんとのコラボレーションによって実現しました。

ビールのスタイル(種類)は「セゾン」。 かつてベルギーの農夫たちが、農作業の合間に喉を潤すために飲んでいたと言われる、まさに「農家のためのビール」です。仕事のあとに田んぼの風を感じながら飲む一杯は、きっと格別なはずです。

今回の醸造には、私たちの拠点「くにたちはたけんぼ」で収穫されたばかりの2025年産コシヒカリを副原料として使用します。 そして、ただ作るだけではありません。醸造の過程で出た「麦芽の搾りかす」や「米ガラ」は私たちが回収し、堆肥化して再び田んぼの土へと還します。

米はビールになり、麦芽は堆肥になり、その堆肥がまた次の命を育む。 この商品は、私たちが目指す地域の「循環」そのものを形にしたシンボルなのです。

解禁は2月11日!「やぼたん農園祭」で乾杯しましょう

さて、気になる製造スケジュールと解禁日についてのお知らせです。

仕込みは年明け、1月8日を予定しています。 くにたちの水と土で育ったお米が、職人の手によってどのような味わいに変化するのか、私たちも今からドキドキしています。

そして、完成したビールのお披露目は、2月11日(火・祝)。 はたけんぼで開催予定の**「やぼたん農園祭」**にて解禁いたします!

当日は、できたての「田圃にカエル」をその場で味わえる樽生の試飲会を行う予定です。 冬の澄んだ空気の中、焚き火や美味しい食べ物と一緒に、地域の循環を味わう……そんな楽しくて美味しいイベントを企画しています。 もちろん、その場で瓶ビールの販売も行いますので、お土産にもぴったりです。

また、イベント終了後も、国立市内の複数の飲食店で「田圃にカエル」を楽しめるイベントを開催していく予定ですので、そちらも続報をお待ちください。

 限定200L!予約開始と詳細情報はメルマガをチェック

最後に、販売についての大切なお知らせです。

今回の「田圃にカエル」は、初の試みということもあり、製造量は「200L限定」となります。 本数に限りがあるため、売り切れご免の早い者勝ちとなってしまう可能性が高いです。

【今後のスケジュール】

12月中旬以降: ラベルデザイン解禁、予約受付開始
価格・販売方法: 12月中旬に発表
具体的な予約方法や価格については、「農園の会メールマガジン」にて最速で詳細を告知いたします。般公開の前に情報を受け取りたい方、確実に手に入れたい方は、ぜひ今のうちにメールマガジンへのご登録をお願いいたします。

ラベルのデザインも現在鋭意制作中です。 「田んぼ」をモチーフにした、手に取るだけで谷保の風景が浮かぶような素敵なデザインになる予定ですので、こちらも解禁を楽しみにお待ちください!

米作りから始まり、地域と協力して醸造し、最後はまた土に還る。 そんな壮大な「循環」の物語を、皆様と一緒に味わえる日を楽しみにしています。

まずは12月中旬の続報をお見逃しなく!

一覧へ戻る