都市農業と生物多様性
都市農業と生物多様性カエル里親プロジェクト


トウキョウダルマガエル

ママ下湧水群(東京の名湧水57選)

府中用水(疏水百選)

アオサギ

ニホンアマガエル

ヒバカリとアズマヒキガエルのオタマジャクシ

アオダイショウ

谷保の田園風景

カエルをはじめ谷保の生き物たちが
とても少なくなっています
田畑とともに1000年以上つづいてきた国立市谷保の田園風景と、豊かな生態系を次世代に残す取り組みにご協力ください
くにたち農園の会では1000年以上続いてきた国立市谷保の水田と農業用水を次世代に残す活動を行っています。
はたけんぼの生きものたち
プチ写真集














農園の会では長年、田んぼや農業用水の生き物観察を子どもたちと続けていますが、かつてはたくさんいた「ヒバカリ」や「ホウネンエビ」など、ここ数年、姿を全く見なくなってしまった生物もいます。
また、近年の都市化、気候変動などにより、絶滅のおそれがある希少な生き物たちがいます。その代表格が「トウキョウダルマガエル」です。



里山の環境を守る活動
カエル里親プロジェクト
カエルの鳴き声が風物詩であった谷保の環境を守るため絶滅の危機にあるトウキョウダルマガエルの保全活動をはじめます。
昨今の猛暑の影響で、田んぼがお湯のような暑さになったり、干からびてしまうことでオタマジャクシが死んでしまうことも減少の大きな原因です。
そのため、オタマジャクシを保護し、手足が生えてくる成長段階まで2~3週間ほど育てて再び田んぼにリリースする取り組みをはじめます。
トウキョウダルマガエルとは
谷保の生きもの調査実施中
くにたち農園の会では谷保の豊かな環境を子どもたちに引き継いでいくために、生き物たちの実態調査を始めました。
内田圭准教授(東京都市大学、環境学部)を中心とした研究チームと連携し、谷保地域の水田と農業用水、10カ所の生物生息状況を3年間定点観測し、国際論文としてまとめる予定です。
※この研究は東急財団「多摩川の美しい未来づくり助成」を受けて実施しています。



くにたち農園の会は
生物多様性保全の国際目標「30by30」
に参加しています
「30by30」とは2022年12月に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」2030年グローバルターゲットの1つ。
2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。
気候変動など、環境保全が私たちの暮らしの持続性をはかる重要なテーマとなっている近年、環境省や東京都も生物多様性保全に向けた目標の一つとして「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」を位置付けています。
くにたち農園の会は、「生物多様性のための30by30アライアンス」に参加しています。