トウキョウダルマガエルの産卵はじまりました
府中用水の通水と、トウキョウダルマガエル復活への兆し
5月20日、疏水百選にも選ばれている400年の歴史を持つ「府中用水」が今年も通水し、谷保の地に待望の水がやってきました。水田に水が入るのは6月頭になりますが、その気配に呼応するかのように、トウキョウダルマガエルやアマガエルの賑やかな鳴き声が響き渡っています。
近年の猛暑や環境変化によりカエルたちは激減しており、これまでの調査では、国立市内において「はたけんぼ」周辺でしか見つけられないほどに減少していました。しかし、今年の冬眠明けの発見具合や力強い鳴き声を聞くにつれ、昨年度よりも確実に個体数が増えているという確かな実感があります。
6月からは東京都市大学との生物実態調査も再開しますが、これまでの「カエル里親プロジェクト」などを通して、地域の皆さまと共にオタマジャクシを保護し、保全を訴えてきた成果が少しずつ見えてきたのかもしれません。
これからがいよいよ産卵の本番を迎える大切な時期です。谷保の豊かな生態系を次世代に繋ぐため、今後も調査の進捗やカエルたちの追加情報を発信していきますので、どうぞ温かい見守りと応援をお願いいたします!
